Python: Bayesian Methods for Hackers 0章: 環境設定 in Win
まずは自宅の環境にPythonを導入するところから。
特に、Bayesian Methods for Hackersを読むにはiPython notebookという非常にカッコエエインターフェースが強く推奨されているので、それを目標にします。
以前やったときはnumpyがインストール出来なかったのですが、
今回は最近買った
にある通り、まずは*1Canopyというパッケージで一括導入してみました。
インストール
まず、Enthought Canopyからフリー版のインストーラをダウンロードします。
2014/03/23の時点でバージョン1.3でした。
あとはインストーラをクリックしてインストールで完了です。
これでnumpyもscipyもmatplotlibもpandasもipythonも全部入ります。
素晴らしい。
あ、あれ・・・?
ところがそううまくはいきませんでした。
WSGI Proxy "Server" Error. ... 'ascii' codec can't decode byte
この状況でipyton notebookを強制的に起動しても、なんか壊れてしまいます。
バグフィックス
ちゃんとこのエラー、認知されていました。
Windows: WSGI Proxy "Server" Error on Canopy 1.3 startup : Enthought
というわけで、ここにある通り、指定されたファイルを指定されたディレクトリにコピー。
できた!
素晴らしい。
ところが・・・
PyMCモジュールをGithubから手に入れてみたのですが、動きません。
どうもTheaoというパッケージが必要らしいです。
(20140326追記。どうやらPyMC ver 3を使おうとしていたようです。canopyが悪いわけでもなさそうです)
easy_installがなんかうまく動いてないっぽかったので、
一同canopyをやめて、anacondaにします!
Anacondaのページから
Anaconda Scientific Python Distribution
インストーラをダウンロード、起動するだけで
ご覧の通り、いきなりipythonとかメニューに出てきますね・・・
scikit-learnまでプリインストールですからね、恐ろしい。
なお、この状態ではまだcanopyと同じエラーがでますので、
にある通り、Anaconda\Lib\mimetypes.pyの修正をしましょう。
グッド。
PyMCの導入
色々苦労したのですが、結局、
Python Extension Packages for Windows - Christoph Gohlke
からコンパイル済みのバイナリを適用しました。
GithubでPyMCを落としてきて、ブランチ2.3に切り替えます。
python setup.py install
します。
gfortranが必要っぽいですね。
ではgfortranを入れましょう。
64bit の Windows 7 上でフリーの fortran コンパイラを導入して、簡単なプログラムを作成する - あらきけいすけの雑記帳
を参考にします。
インストール後、Pathの順番もgfortranを一番前に変えたら再挑戦。
PyMCのテスト
グッド。
*1:フラグ