Bag of ML Words

ML = Machine Learning, Music Love, and Miscellaneous things in daily Livings

Gartner Hype Cycle 2015の話を読んで、10年間分まとめた

ハイプサイクル(Hype Cycle)は、Gartnerの使っている有名な技術トレンドですね。

技術に対する期待値の趨勢を

黎明期 --> 流行期 --> 幻滅期 --> 回復期 --> 安定期

に分けて絵にしたやつで、毎年公開しています。

 

今年のレポートは

www.gartner.com

にあります。

 

今日は一日かけてハイプサイクル10年分を表にまとめて可視化しました。

すごく疲れたけど、大変示唆的なものが見れたので良しとします。

これから毎年アップデートしていきます。

(2015/08/25追記)

けっこう面倒だったので10年分まるっと公開はあれかなー、と思ったので、ここ5年分の分だけ置いておきます。Field列は著者の勝手なインデックスです。

https://dl.dropboxusercontent.com/u/38783966/GartnerTehcnologyHypeCycle_Summary_public.pdf

ちなみに

  • Virtual Personal Asssitants (特にVirtual Assistantsとの違い)
  • Smart Robots
  • Digital Dexterity
  • Smart Advisors

が一体何なのか、ご存じの方はご教示していただければ嬉しいです。

下記はここ数年の動きから分かることです。

 

Big Dataが消えた(一時的かも)

2012, 2013と流行期、2014で幻滅期、そして今年消滅。もはや「当たり前」の前提になったから消えたのかもしれない。「ビッグデータ」だけではビジネスは食べていけないということ?

ただ、このHype cycle, 1年消えてまた復活ということもあるので、あえて今年書かなかっただけかもしれません。来年あたり、回復期に出てきてもおかしくありません。

 

Internet of the Things

まさに今過剰期待のピーク。2011, 2012と黎明期、2013-2015と流行期。あと1、2年は流行のピークにいそうだけど、もうピークアウトともいえる。
 

今年初めて現れたやつで、もっとも衝撃的だったこと: citizen data science, self-servide Delivery of Data Analystics

社内にそれなりに動くデータサイエンティストチームを「作る」ためのパッケージを作って売る。Intel社が2013年にこういうの出していました。

 
 

Machine Learning: 

初登場でピーク過ぎたところという厳しい扱い。これから少しは落ち着いてくるじゃろ?ということでしょうかね。